2008年6月7日 |
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初めてのウルトラマラソンから毎年6月は5年連続で
「しまなみ海道」に参加していました。そんなときに同じ 日に開催される阿蘇スーパーカルデラに参加してみたくな りました。ここは制限時間が13時間30分と割合に厳し く初めての時は制限時間10分前というタイムでゴールし ました。そして、この完走記は2回目の挑戦の時です。 去年に続き2年めの参加です。 去年の経験から始めにある程度時間的に貯金が無いと後半戦は苦しくなると思ったので今年は最初から少し早めの行こうという作戦でした。 午前5時に南阿蘇村総合福祉センター(ウィナス)スタートです。 スタート前に萩往還の仲間のファンタジスタさんや荒木さんに再会しました。 また、ジョグノートのkuni☆manさんを紹介して頂いてスタート前のほっとした一時でした。 スタートしてしばらくすると声をかけて頂いて振り向くと、今年のカワニャンさんの「ヒルサイドマラニック」で知り合った大阪ミント@ふくさんでした。 今回も奥さんとご一緒の参加でした。奥さんにも軽く(本当に軽く)挨拶しました。 しばらく一緒に色々とお話をしていたのですが、途中ではぐれてしまいました。 残念でしたが、今年は最初のうちは少しハイペースで行こうと決めていたので 後ろ髪を引かれる思いでマイペースで走りました。 (ところが後でビックリ仰天でしたが・・・。) コースはというとスタートからいきなり登り道です。それから少し下り、 5キロ付近の長陽温泉からダラダラと登って行きます。 名水の白川を越えて本日のメインイベントの高森峠へと続いていきます。 高森峠の登り口の高森町まで21キロ、2時間15分です。 100キロマラソンでこのタイムは驚異的でした。 ここから2,5キロで約400メートルの高さを登る峠道になります。 とても走れるものではありませんでした。この時ほど早歩きが出来たらいいなあと思いました。40分程かけてやっとこさ峠にたどりついたら和太鼓の歓迎を受けました。 何だか嬉しくなって疲れも忘れてまた走ることができました。 ここからは下ったり登ったりの道が続きます。40キロ付近で最高地点を過ぎて阿蘇市派野支所を通過します。ここでスタート地点で知り合ったkuni☆manさんに後ろから声をかけられてから軽く追い向いて行かれました。 それでも50キロ地点のタイムは自己ベストの5時間43分でした。 「これはゴールが11時間代の記録も夢ではないぞ!」と甘い事が頭の隅をよぎりましたが、 ギッチョンチョンですね。 50.8キロ地点のエイドステーションに着いたらなんとまだ50キロの部がスタートしていませんでした。これは自分にとってはビックリ仰天です。 50キロの部がスタートするまえにエイドステーションを出発したのですが、後は元気いっぱいの50キロの人達に抜きまくられました。 下り道や平坦な道では同じペースで走る事が出来るのですが、登り道では置いて行かれてしました。 ここでビックリしたのは先ほどの大阪ミント@ふくさんの奥さんに軽く抜かれてしまった 事です。確か彼女は100キロは2、3回目と伺っていたのですが凄いです。 それも本人はあんまり意識していなくて「11時間代もねらえますよ。」って声をかけたら 驚いていました。 60キロ付近まではまだ50キロの部の人達とかなり一緒に走っていたのですが、その後はすっかり人数も減り100キロの部の人達が大半になりました。 産山村を通過して70キロまでの間の登り道はだいぶんに歩きが入ってしまいました。 その途中でUMMのノンキ君にお会い出来ました。彼とは私が初めて丹後100キロを完走した時にすぐ前でゴールしていたのにまったく気がつかなくて気になっていたのですが、 やっと会う事が出来てとっても嬉しかったです。 70キロを過ぎてやまなみハイウェイを横断して合戦群、像ヶ鼻とここから草原地帯を走って行きます。まったく気分屋の私はここからもの凄く感動して気分が良くなって復活しました。何だかどこまでも走って行けるような気持ちになって心地よく走れました。 牧草地帯を抜けて88キロ地点から2キロで300メートルを下る道も快適に走って行けました。 (実は去年はここで脛を痛めてしまって悲惨な事になりましたが。) 92キロ地点でタイムは11時間58分でした。あと8キロ頑張れば充分に12時間代も行けたと思うのですがここで思わないトラブル発生です。 突然お腹がグルグルグル・・・・。 95キロのエイドステーションでトイレに行った後はもう記録なんてどうでも良くなっていかに疲労を残さずにゴールするかということでクールダウンランでした。 それでも歩かずに走っている自分になぜか感動したりして・・・。 結局、13時間は切れないで、13時間5分のゴールでした。 去年よりも15分タイムを縮めたのですが、前半の50キロを5時間43分で走り、後半の 50キロを7時間22分もかかってしまったこれって何?て言いたくなりますよね。 完 走 記 |
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